第17回弁護士業務改革シンポジウム@横浜に参加しました

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2011年11月11日は横浜市のパシフィコ横浜にて日弁連の第17回弁護士業務改革シンポジウムが開催され、私も参加してきました。
この業務改革シンポジウムは2年に一度開催されるシンポジウムで、私は4年前の札幌大会、2年前の松山大会に続いて3回目の参加になりました。
前回の松山でのシンポジウムでの様子は下記をクリックしてください。

http://www.inoue-haruo.com/info/info_dsp.cgi?mode=0&no=00007


全体の参加者数は、前回の松山が約800人だったのに対し、今回はなんと1943人になりました!
業務改革に対する弁護士全体の意識の高まりに加え、横浜は大都会なので、大都会の弁護士さん達が参加しやすかったことによるものと思われます。 さて、今回のシンポジウムでは、分科会が11もあり、前回の松山の5分科会に比べて2倍以上になりました。
 今回、私は第10分科会「高齢社会における弁護士の役割」にスタッフとして参加させていただき、配布資料である冊子「ホームロイヤーマニュアル」の事業承継の頁と、パネルディスカッションに利用したQ&Aにおける事業承継の事例と回答例を作成いたしました。

事業承継といえば、中小企業関係じゃないかという感じですが、社長さんもやがて引退されていくのですから、自身の引退後のことも考えた事業承継ということで、高齢者の分科会で取り上げさせていただきました。

また、原稿作成にあたっては、私の独自の価値観をもとに、中小企業を中心にみた原稿を作成しましたが、分科会の先生方から、高齢者の権利擁護という観点からのアドバイスをいただき、バランスのとれたいい資料になったんじゃないかと自負しております。

ホームロイヤーマニュアルは、日弁連の高齢者にかかわる先生方の英知が結集された素晴らしい内容の資料になっております。
実は、今後もう少しブラッシュアップして書籍として出版したらいいんじゃないかとの声も上がっており、期待できるところです。 シンポジウムの内容として、今まで弁護士が高齢者に関わる時は、遺言作成や死亡後の遺産分割といった何かことが起こった時のスポット的なものでした。せいぜい成年後見が高齢者と継続的なかかわりがあるといった感じですが、それでもご本人が後見人をつけないといけない状態からのかかわりであり、その方のトータルな支援が出来ているとは到底いえませんでした。

今回のシンポジウムでは、弁護士が「ホームロイヤー」として継続的にトータルに支援していこうという内容を提案させていただきました。
 つまり、高齢者、あるいはもうすぐ高齢者という分類になられる方々に、まだ元気な内から弁護士がかかわり、自分の老後の世話や生活のこと、会社の将来、死後のことなどその方の意思を尊重し、その方本来の生き方を実現できるようにサポートしようということです。

高齢者の方を継続的に、トータルに支援し、身上看護など弁護士が得意でない分野については、福祉や医療の専門家と連携していくことが大切になります。

今後の弁護士の高齢者支援業務にご期待下さい!

また、ホームロイヤーマニュアルが出版された際は是非ご購入下さい。 今回のシンポジウムでも、前回に続いて中小企業の分科会が開催されました。

本来なら、私は中小企業の分科会にスタッフとして参加させていただくところでしたが、今回は縁あって高齢者の方にスタッフとして参加させていただきました。

ただ、中小企業の分科会の方も気になって何度かお邪魔させていただきました。そういうこともあり、夜の懇親会は全体の懇親会の他、高齢者、中小企業など3箇所も参加させていただくことになり、ありがたいことでした。
翌日の体力が残るのか心配でしたが…(笑)。

次回の業務改革シンポジウムは、神戸で開催予定です。
これも楽しみですね。

第17回弁護士業務改革シンポジウム@横浜に参加しました