奥出雲経由 広島出張

今週水曜日は、日帰りで広島出張でした。
まず朝イチで松江で仕事を片付けて、広島に移動になりました。
国道54号経由三次から高速ではなく、奥出雲の農園も視察したかったので、奥出雲町を経由して庄原インターから高速に乗りました(ちょっと遠いですね)。

農場はかなり大規模なだけあって施設の維持管理にかなりの手間と費用がかかります。弁護士業務の幅は結構広いものです。

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お昼は地元の方に案内していただいて、山を下りて横田の一風庵というお蕎麦屋さんに入りました。
写真は、横田小そばの「野の香」(ののか)という、地元のお蕎麦です。
風味が強く、また、蕎麦の色というか見た目は蕎麦のエキスが凝縮されたもので、非常に美味しかったです。私をお店に連れてきて下さった方も、横田小そばの生産者だそうです。これからも蕎麦の生産頑張って下さい!!
 写真にある右手前の四角い食べ物は、湯葉のてんぷらです。これも非常に美味しかったです。もうひとつ食べたかったですね。
 
 やはり奥出雲は食材の宝庫ですね。奥出雲の農業振興を応援したくなります。
しかし…聞くところによると、農業がビジネスとして成り立つのは相当難しいようです。特に農場経営というか、農作物を作るだけで採算をとれるようにするのは至難の業のようです。
販路の開拓など流通過程も一体となったビジネス展開をしないと苦しいようです。これまでのJA頼みではなく、自分で販路を開拓し、農作物をどうやって売っていくのかを考えないといけないようですね。近年、農業参入の話をよく耳にしますが、自給自足の世界を超えてビジネスということを考えると、経営者は本気の事業計画を立ててトータルでものをみないと立ちいかないようです。
日本の食糧政策に関わってくることですし、農業をどうやって振興していくのか、これからが日本の正念場ですね。 こうして奥出雲を経ち、広島に到着しました。
広島では2件の裁判があり、約2時間裁判所にいました。
裁判は、今回が修羅場を迎えていたので、かなり神経をすり減らしました。
帰りは打合せも兼ねて、依頼者の方とお好み焼きを食べました。食事をするとお互い張りつめていた気分が緩みますので、頭の回転も裁判中と違った回転を見せます。意地になっていた部分が消えたり、いいアイデアが浮かんだり…色々ありますね。

 広島からは、2時間半程度で松江に到着し、自宅でバタン、キューという感じでした。
実現するかは別として、「運転手がいれば楽なんだけど…」と思ってしまいました。

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写真は2月下旬頃の船通山の景色です。

奥出雲経由 広島出張