「グループ内部統制に関する諸問題~子会社リスクの管理等~」CSR普及協会の研修に参加しました

先日は、東京の赤坂に行き、日本CSR普及協会の「グループ内部統制に関する諸問題 ~親会社役員の責任、子会社の管理手法など~」と題する研修に参加して来ました。

企業不祥事には、企業の存続に直接かかわるものからそうでないものまで様々ですが、このような不祥事はいつになっても後を絶ちません。

 最近は、子会社での不祥事が親会社へ大きな影響を与えるものもあります。企業を大きくしていくにあたって、「子会社のリスク管理」はグループ企業を経営していく上で重要な課題になります。企業が多角展開していくにあたって、子会社の経営不振で親会社の経営にも影響を与えることはよくききますが、それだけでなく、子会社での不祥事が親会社やグループ全体の企業価値を毀損しまうこともありますので、企業グループを経営していく方にとっては、グループ企業全体をいかに統制していくかが大きな経営課題になります。

 そして、このようなことは大企業に限ったことではありません。中小零細企業でも、社長の目の届かない場所で不祥事が起こることは多々あります。支店先での金銭の横領などは不祥事の典型例でしょう。

我々法律家はどちらかというと不祥事が起こった後の処理で登場することが多いですが、これからは、不祥事をいかに防いでいくのか不祥事の予防対策に力を発揮すべき時代が訪れているように感じます。

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                  プロ野球もいよいよ今日からキャンプインですね。

 

 

 

 

「グループ内部統制に関する諸問題~子会社リスクの管理等~」CSR普及協会の研修に参加しました