4月から雲南市社会福祉協議会において法人後見事業が開始されます

 このたび、雲南市社会福祉協議会では、法人後見事業を実施するために、4月から権利擁護センターを設置することになりました。
 
 同社会福祉協議会では、今年の1月から3月にかけて3回にわたり、権利擁護センター設置準備委員会が開催され、私も準備委員会の委員として関わらせていただきました。

 平成12年に民法が改正され成年後見制度が発足し、年々成年後見事件の件数が増える傾向にあります。
 その中で、親族が後見人になれない、あるいはふさわしくないというケースも増えており、第三者後見人(弁護士、司法書士、社会福祉士等の専門家)の必要性が高まりつつあります。
 しかしながら、専門家による第三者成年後見人の供給が追い付いておらず(私は一人で10件近く成年後見人関連の職に就いておりますが、全国的にも島根県的にも後見人に就いている弁護士の数は少ないようです。)、市町村や社会福祉協議会などの法人による成年後見事件受任の体制を構築せざるをえない状況があり、今回の権利擁護センター設置となりました。
 
 4月以降、雲南市の社会福祉協議会が法人として高齢者などの成年後見人に就任する機会が発生し、件数も徐々に増加していくものと思われます。
 私も、権利擁護センターの運営委員としてこのような事業に協力していくことになります。

 ところで、みなさんもご存じのとおり、東日本大震災以降、西日本でも色々なイベントが自粛されております。日本全体に自粛ムードが広がっております。
 しかし、このような時こそ元気を出して気分も盛り上げていかないといけないのではないでしょうか。辛いことがあった時、いつまでも落ち込んでいては前に進めません。上を向いて歩いて行くことで物事が進んでいくはずです。被災地以外の地域では、年中行事など毎年市民が楽しみにしているイベントはちゃんと開催すべきでしょう。この時期でしたら、桜関連のイベントが開催されるでしょうが、開催して欲しいものです。もちろん、イベントショーの内容などは再考すべきでしょうが、ちゃんと開催すべきです。
 例年4月という新たな人生のスタートの時期に、また異動などがなくいつもと変わらぬ人もいるでしょうが、桜という春の訪れを感じる花を素朴に観賞して、心を落ち着かせる人、心が洗われる人、決意を新たにする人、色々おられるでしょうが、日本人にとって桜は欠かせないものです。もちろん、このような行事が開催されることで経済が動きます。たくさんの方々のお給料もまわりまわってこのようなイベントから出ているはずです。
被災地以外の我々は、日本を明るく元気にすることが大切だと思います。

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ところで、昨日は島根県民会館にて、アンパンマンショーが開催され、私も子供を連れて参加してきました。おそらく色々議論があったでしょうが、予定通り開催して下さった主催者の方々(確か日本海テレビ?)には深く感謝します。子供たちは無邪気にアンパンマンに会えることを楽しみしていて、その願いが叶い、これから成長していきます。私も、将来の日本を支える子供たちの親の一人として、責務を感じております。
 その後は皆生温泉に移動し、オーシャンで今日からの仕事に向け、心身のメンテナンスをしました。元気100倍!!ですね。

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 写真は皆生温泉街から眺めた昨日の大山です。今年はまだこの時期でも、スキー場では2メートル弱の積雪があるそうです。そういえば、山陰でも年末年始に大雪に被災しました。日本全国どこでも災害に遭う可能性があります。私たちは、助け合いの心を持ち、そしてどんな時でも明るく前向きに生きていくことが大切だと感じております。

4月から雲南市社会福祉協議会において法人後見事業が開始されます