盛和塾第19回世界大会に出席しました

 7月5日から6日にかけて、パシフィコ横浜にて盛和塾の世界大会が開催され、私も出席してきました。去年までは全国大会と称していましたが、去年の最優秀賞にブラジルの方が選ばれたことなど盛和塾がグローバル化していることから、今年から世界大会と名称が変わりました。
 大会の中心は世界から選ばれた8人の塾生による経営体験発表です。
その中でも、私は、私の所属する盛和塾山陰の塾生である、河越社長の発表を楽しみにしておりました。私のブログでは何度かお話させていただいておりますが、河越さんは、寿スピリッツ株式会社の社長を務めておられております。平たく言うと、「因幡の白うさぎ」を製造販売している米子の寿製菓㈱のことです。

 「今日一人熱狂的ファンを創る」とのタイトルでお話された河越社長の発表は、期待以上のもので、聴いている私も興奮してしまいました。とにかく、元気で明るく前向きな河越社長のお話に、私はどれだけ勇気つけられ、元気をもらったことか、筆舌に尽くしがたいです。

 「熱狂的ファンを創る」ために、河越社長が日々心掛けておられることで印象に残ったことを2点挙げさせていただきます。 ①まず、何があっても「ツイてるツイてる」と思うことです。ツイてる主義は、社長のモットーでもあるそうです。
 会社経営に限らず、日々生活していると色々なことが起こります。そのたびに河越社長は、ツイてるツイてると思うそうです。全従業員に対しても「最強絶対ツイてる主義」として、教育・徹底しているそうです。
 私は仕事をしていても、予想外のことが起こるとつい凹んでしまい、動揺してしまうことがありますが、「ツイてるツイてる」と思うことで、心が落ち着くかも知れません。実践したいところです。そういえば、ゴルフの時などにもツイてる主義はいいですね。私はゴルフをしている時は、いい時も悪い時もとにかく大声で叫んでしまい、ミスをした時は凹んでしまいます。OBを打っても、「ツイてるなぁ~。人よりもたくさん打つことができてプレー代のもとがとれるわ。」と思ったり、変なところから打つことになっても、自分の技術を高めるいい機会だと思えれば、平常心でやれるのかも知れません。
 とにかく、予期せぬこと、トラブルは人生につきものです。そのたびに凹むのではなく、ツイてる主義で思考し行動することで人生が拓けると思います。

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 ②それから、河越社長は、稲盛塾長の経営の原点12カ条の第7条「経営は強い意志で決まる」ということの実践を説かれました。
 河越社長によると、短期的な願望はともかく、長期的願望は強い思いで叶う、むしろ、長期的な願望は強烈に強い思いがあって初めて叶うものであるとのことでした。
 例えば、寿スピリッツは、1998年から、北海道の小樽で「ルタオ」のブランドで洋菓子小売店を開業されております(写真は小樽に数店舗あるルタオの一店舗ものです。拡大されると文字が見えます。小樽の街とマッチしていていい雰囲気です)。
 河越社長によると、北海道の豊富な食材と、小樽のノスタルジックな雰囲気に憧れて、小樽の地で洋菓子店を出したいと思い、8年間も小樽に通い続けられたそうです。
 長年の夢が叶い、ルタオを開業し、その繁盛ぶりは皆さんご存知の通りです。

 このあたりの話は、自分に置き換えてみると、私は、大学生の頃から「北海道や山陰など自然の豊かな場所で弁護士をしたい」と思い、大学を卒業して司法試験の受験を続けるため大阪に帰ってきて間もなくの頃から、ターゲットは山陰に絞られ、「自然豊かな山陰で弁護士をしたい」とずっと思い続けてきました。そして、「山陰の地元で嫁はんをつかまえたい」と野望?願望をいだきました。もちろん、受験友達にも、「山陰で弁護士をするねん」と言い続けておりました。夢を語り現実にしてやろうと自分のモチベーションを高めていたのかも知れません。
 20歳代はずぅ~~と受験勉強を続け、29歳11ヵ月で司法試験に合格し、私の10年越しの夢が叶ったのは言うまでもありません。
 強烈な願望を心に抱き、強い意志を持つことは夢を実現させるための必須条件です。河越社長のお話を聴いて、自分の今までの軌跡を思い起こすことができました。
 井上の次の目標…  10年計画で色々構想を練っております。

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  今回も昨年に引き続き、ランドマークタワー内にあるロイヤルパークホテルに宿泊しました。
昨年は富士山の見える側でしたが、今年は海の側でした。
天気がよく横浜の街並みがきれいに見えておりました。
学生時代、横浜の街はよくブラブラしたものです。

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横浜スタジアムも見えておりました。

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パシフィコ横浜の大会議場からは、ベイブリッジがよく見えておりました。

来年も盛和塾世界大会が楽しみです。

盛和塾第19回世界大会に出席しました