人事労務管理セミナーの講師をしました。

12月8日、人事労務管理セミナー「判例から学ぶ職場でのトラブルと適正な労務管理」(主催 (財)産業雇用安定センター島根事務所、(独)雇用・能力開発機構島根センター、(社)島根県経営者協会)の講師をいたしました。
 今年になって16回目の講演で、今年最後の講演となりました。
 今回も50名程度の参加があり、経営者の皆様の弁護士の講演に対する関心の高さを感じました。
 内容としては、①職場トラブルに関するものとして、職場での人格権侵害(いじめ、パワハラ、セクハラ)、残業代の未払い(時間外労働として認められるのか、名ばかり管理職など)、競業避止義務、守秘義務、仕事上のミスを理由とする従業員に対する損害賠償、パソコンの私的利用といった内容を前半でお話し、後半は、最近、島根県で起こった労働審判に関する新聞記事を題材に、②就業規則の改正の適法性、③解雇に関する話として、懲戒解雇や整理解雇、期間雇用労働者の雇止めに関するお話をさせていただきました。
 内容がかなり多岐に渡るものであったうえ、さらにセクハラに時間を割きすぎたこともあり、講演途中で、2時間以内に終わるのかやや焦りましたが、何とかちょうど2時間くらいで話終えました。ただ、余裕のあるうちはゆっくりしゃべっていたのが、後半になって時間がなくなり、早口になってしまい、もしかして皆様には少し聞き取りにくかったのではないかと反省しております。日々色々なことを学びながら、少しづつステップアップしてまいりますので、どうか温かい目でみていただけると喜びます。
 今年は16回務めました講演のうち、その過半数が中小企業向けの講演でした。講演を通じて私自身、多くのことを勉強させていただくことができ、貴重な経験を積むことができております。
 来年も、1月と2月で既に3回の企業向けの講演の予定が入っております。いただいたお仕事を一つ一つこなしていくことで、着実にレベルアップしていきたいと思います。
 当法律事務所では、「弁護士による法務・経営コンサルティング」が実現できるよう日々体制を整えつつありますので、興味のある方は、是非当法律事務所にお越し下さい。
 

人事労務管理セミナーの講師をしました。