沖縄出張 中小企業団体との意見交換会

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みなさんこんにちは。前回は、スタッフのKに投稿させましたところ、当お知らせ欄へのその日のアクセス件数が普段の2.5倍に増えました。やはり、女性の爽やかな記事は人気があるのですね。
私は、いつも通りコテコテの、勝手気ままに、自分の気の赴くままに投稿する「オレ竜」な投稿を続けたいと思います(すいません、今年は「オレ竜」じゃなくなりましたね。「オレ流」です)。

さて、2月13日は、沖縄県那覇市にて、日弁連と沖縄弁護士会主催で、中小企業関連団体との意見交換会が開催され、私も日弁連の委員として出席させていただきました。
 全国各地で開催される中小企業関連団体との意見交換会は、昨年度の熊本、青森、新潟、今年度の和歌山、米子、函館に続いて7か所目となります。私の大きな役目は、これまでと同じく、島根での取組み報告でした。
名古屋や大阪などの都会地での取り組みだけでなく、島根のような田舎での取り組みの発表は全国各地の状況を知っていただく意味で貴重なものですので、私の役割は大変重要であると認識しております。つまり、「田舎でもこれだけ頑張れるんだ」というメッセージを伝える役割で私が起用されていると思っております。いつも私を起用していただいている座長の先生には感謝申し上げるとともに、期待に応えられるように頑張っているつもりです。

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日弁連や各地の取り組み報告をした後は、メインイベントともいうべき懇談会(座談会)に移りました。
これは参加者全員がロノ字型で囲んで意見交換をする場です。

まずは、経営指導員などの中小企業支援団体の方々からご意見を頂戴するのですが、いつもはなかなか意見を言っていただけません。
ところが今回は、参加者の方々からどんどん意見が出て議論が活発になりました。
これまでの全国各地での意見交換会の感想では、寒い地域の方々は、なかなか意見を言ってもらえず(しかもなかなか本音をしゃべらない)、だけど考えることは考えておられる、他方、暖かい地域の方々は思ったことをすぐに口に出してしゃべる傾向があるように感じます。まるで、大阪から島根に来た時に私が抱いた感想に似ています(笑)。

今回の沖縄の方々は、どんどん発言していただき、しかも本音ベースのご発言をいただき、活発な議論がなされました。

そして、地元沖縄弁護士会の先生方が、大変刺激を受けておられました。我々日弁連の委員は、全国各地で中小企業支援が活発化するために意見交換会を実施しておりますので、地元の弁護士の先生方が刺激を受けられるというのは大変嬉しいことでした。

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さて、今回の意見交換会に出席するにあたっては、私は、10日に島根県弁護士会の総会を終えてから、最終便の飛行機で羽田に移動して、翌日から沖縄入りしました。

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沖縄は、写真の通り、プロ野球のキャンプ真っ盛りでした。
私は、球団関係者の方のご厚意で、グランドに出て選手と一緒にボール拾いをさせていただきました。思わず野球少年になった気分で、スーツ姿のままボールの転がる外野までグランドを走ってしまいました。子供の頃の夢や記憶というのは強烈なものですね。

 食事の席では、ある元甲子園優勝投手の方から、次のような質問をされました。
「自分は、現役時代ピッチャーをやっていて、自分が投げないと勝負が始まらないし、誰にも頼ることができない。自分の力で道を切り開くし、責任は全部自分にある。弁護士も同じなのか。」という趣旨の質問でした。

 私はその質問を受けて、司法試験受験時代のことを思い出しました。自分で勉強して司法試験を受けることそのものは誰の力も頼ることはできません。自分で一生懸命勉強してきたその自分の実力以外に頼るものは何もありません。心臓が止まるくらい辛くてドキドキすることがありましたが、それは自分で乗り切るしかないのです。
 弁護士になってからは、そこまでのドキドキ感はありませんが、司法試験の辛さを乗り切った自信があるから、弁護士業もやっていけるのではないかと感じております。そして、弁護士業をやるにあたっては、私は基本的に他の弁護士との共同受任というのは基本的にやりません(事務所内でのものは除く。)。責任が不明確になるからです。他に頼る者がおらず自分の責任でやるからこそ真剣にやれますし、いい仕事が出来ると思います。

 その優勝投手の方は、プロでは高校時代に比べて活躍は出来ませんでした。現役引退後は、球団職員として打者にボールを投げる日々です。
人生の機微を味わって大きくなられたのかなと感じました。日々黙々と自分の仕事をこなしておられるようで、甲子園のアイドルというよりも、「人間○○○○○」のファンになりました。
 そして、私のような名もない田舎の弁護士の名前を一発で覚えていただいたのが嬉しかったです。

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さて、本州では寒くて身体が思うように動かない中、沖縄はゴルフをするにはもってこいでした。島根でいえば5月の陽気くらいでした。GWみたいでした。

今回は名護市にある喜瀬カントリークラブでラウンドしました。2007年に日本プロオープンの会場になったゴルフ場です。

グリーンが難しくパットがなかなか決まらない中、何とかボギーを重ねて前半は47でまわりました。
後半は、いつもならスタミナ切れで崩れるはずが、ミドルでバーディが出て、「後半もいい感じで回れるかな。」と思っていたところ、後半の5番ホールでグリーン周りのバンカーに3回も入れてしまい11打も叩いてしまいました。
意気消沈しつつここで崩れてはいけないと思い何とか耐えて、最終ホールをパーで終えました。
数えてみると、後半は50で、合計すると97でホールアウトしました。

とりあえず90台におさまりホッとするとともに、これからの課題がたくさん見つかりました。

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ティーグランドにはアヒルがひょこひょこ歩いていました。
アフラックのアヒルみたいですね(笑)。

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